日光電気精銅所リンク
1925年12月〜1957年
- 場所:栃木県日光市清滝3丁目水沢地区
- リンク開業:1925年12月
- 戦後再開 :1950年1月15日
- リンク閉鎖:1957年
- 広さ:約1,322M2(400 坪と表記)
- 仕様:コンクリート製のプール兼用スケートリンク
- 主な競技会開催歴:1929年 第1回全日本フィギュアスケート選手権
- 備考:かって地元では「精銅所リンク」または「水沢リンク」の名で呼ばれており、第1回全日本選手権の際にフィギュアとアイスホッケーの会場だった。日光電気精銅所(現・古河電工日光事業所)の北に位置した屋外貯水・散水天然結氷リンクで、開業当時はフェンスがなかった。
精銅所アイスホッケー部のホームリンクとして多く使われ、フィギュアの競技会にも使われた。戦中は一時閉鎖されたが戦後に再開。1952年には米国ニューヨーク・メトロポリタンス(メッツ)のアイスホッケーチームが来日し、ここで古河電工と招待試合を行うなど、1957年に「電工リンク」がオープンするまで、全日本選手権をはじめとするアイスホッケーの熱戦が多く繰り広げられた。現在は古河電工の社有地として、当時の建物は撤去され、草が生い茂っており、周囲はトンボ線が張られている。