- 大会名:2012年世界フィギュアスケート選手権
- 英文名:World Figure Skating Championships 2012
- 開催期間:2012年3月26日 ~ 2012年4月1日
- 開催地 : ニース/フランス
- 開催地 :パレ・デ・エクスポジション
2011-2012年シーズンに開催された世界フィギュアスケート選手権。3月26日から4月1日にかけて、シニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目がニースのパレ・デ・エクスポジションで行われた。
フランススケート連盟は前年の2011年3月、一時開催地をモンペリエに変更することや、東日本大震災により2011年大会を開催できなくなった日本に開催権を譲ることも検討していたが、結局は当初の予定通りニースでの開催となった。
今大会は日本選手の活躍が目立った。派遣選手はグランプリシリーズやグランプリファイナル、全日本選手権等の成績から選考が行われ、男子シングルに髙橋大輔、小塚崇彦、羽生結弦、女子シングルに浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子、ペアに高橋成美/マーヴィン・トラン組、アイスダンスにキャシー・リード/クリス・リード組が選出。髙橋が2位になった他、羽生、鈴木、高橋/トラン組が初の銅メダルを獲得した。男子シングルで日本選手が複数名表彰台に上がったのは初めてのことであり、またペアでのメダル獲得も初の快挙であった。
各種目の優勝者は、すでに優勝経験のある選手が多かった。男子シングルはパトリック・チャンが2連覇を達成。ペアのアリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコーヴィ組も2連覇で4度目の優勝を果たし、アイスダンスのテッサ・ヴァーチュ/スコット・モイア組は2年振り2度目の優勝となった。女子シングルのみ10度目の出場となるカロリーナ・コストナーが初優勝した。