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ISU世界フィギュアスケート選手権大会 2015

2015年3月23日〜29日 上海 東方体育中心 

最終順位  2015年3月28日

本大会の成績 :

ISU World Figure Skating Championships 2015, Final Place

                            
FPl. Name Nation Points SP FS
1 Javier FERNANDEZ  ESP 273.90 2 2
2 Yuzuru HANYU  JPN 271.08 1 3
3Denis TEN KAZ267.7231
4Jason BROWN USA248.2965
5Nam NGUYEN CAN242.5994
6Misha GE UZB234.8987
7Maxim KOVTUN RUS230.70166
8Adam RIPPON USA229.71118
9Florent AMODIO FRA229.62711
10Han YAN CHN229.15513
11Joshua FARRIS USA223.041310
12Takahiko KOZUKA JPN222.69199
13Sergei VORONOV RUS218.41417
14Ronald LAM HKG214.361414
15Michal BREZINA CZE213.831015
16Takahito MURA JPN211.742312
17Alexei BYCHENKO ISR209.261216
18Chafik BESSEGHIER FRA199.861819
19June Hyoung LEE KOR197.522418
20Brendan KERRY AUS194.571721
21Michael Christian MARTINEZ PHI192.382220
22Jeremy TEN CAN183.791522
23Alexander MAJOROV SWE176.552123
24Yaroslav PANIOT UKR174.522024
 Ivan RIGHINI ITAFNR25
 Nan SONG CHNFNR26
 Petr COUFAL CZEFNR27
 Pavel IGNATENKO BLRFNR28
 Peter LIEBERS GERFNR29
 Stephane WALKER SUIFNR30
略称(Legend)
[ TSS:Total Segment Score(総得点) | TES:Technical Element Score(技術点) | PCS:Program Component Score(構成点) | SS:Skating Skills(スケート技術) | TR:Transitions/Linking Footwork/Movement(要素のつなぎ) | PE:Performance/Execution(動作/身のこなし) | CH:Choreography/Composition(振り付け/構成) | IN:Interpretation(曲の解釈) | Ded.:Deduction(減点) | StN.:Starting Number(滑走順) | FNR:Final not reached | ISU国別略称一覧 ]

世界フィギュアスケート選手権とは

世界フィギュアスケート選手権の歴史は古いが、昔から現在のような形で行われていたわけではない。

1896年に初めて世界フィギュアスケート選手権がロシアのサンクトペテルブルクで開かれたが、このときは男子の競技しか行われなかった。1906年、初めて国際スケート連盟女子フィギュアスケート選手権(ISU championships for Ladies Figure Skating)がスイスのダボスにて行われ、また1908年には国際スケート連盟ペアフィギュアスケート選手権(ISU championships for Pair Figure Skating)がサンクトペテルブルクで行われた。これら2つの大会が、世界選手権となったのは1924年のことだった。

1930年、それまで別々に開催されていた男子、女子、ペアの各世界選手権が、はじめて一緒に開催され、その開催地もアメリカニューヨークと、はじめてヨーロッパ以外の開催地となった。その後、1940年から1946年にかけては第2次世界大戦の影響で中断され、再び1947年に、スウェーデンのストックホルムにおいて開催された。

1952年には、新たにアイスダンスを加えた大会がパリで開かれ、ほぼ現在と同じ形となった。1961年には大会に出場するアメリカ合衆国代表チームが搭乗したサベナ航空548便が墜落し大会は中止となった。アジア地域では、1977年に初めて東京において開催された。2004-2005年シーズンからは現行のISUジャッジングシステムにより採点が行われている。

有力国の変遷

最初にフィギュアスケート競技が盛んになったのはヨーロッパである。第2次世界大戦前にヨーロッパ地域以外で開催されたのはわずかに2回のみであり、好成績は主にノルウェー・ドイツ・スウェーデン・フィンランド・オーストリアといったヨーロッパ諸国の選手が挙げていた。

戦後、シングル、ペアにおいては1947年にバーバラ・アン・スコットが女子シングルで優勝して以来北米の2国・アメリカ・カナダの活躍がめざましい。1952年に始まったアイスダンスにおいては近年では北米から多くのメダリストを輩出しており、2011年には表彰台を独占した。

1990年代後半の数年間はロシアが女子シングルを除き優勝を独占し、席捲する勢いであった。

ISUジャッジングシステムが採用された2005年以降は頻繁に優勝者が交代し、また女子シングルとペアにおいてはアジア地域の選手が世界をリードするようになっている。

アジアからの優勝者は1989年女子シングルの伊藤みどりが最初である。ペア(2002年申雪・趙宏博組が初)、男子シングル(2010年髙橋大輔が初)でも優勝者を出しているが、アイスダンスでは2012年黄欣彤・鄭汛の12位が最高成績である。

アフリカ、オセアニア、南アメリカ地域からのメダリストは出ていない。

男子シングル 歴代表彰者

開催地
2002 日本の旗長野 ロシアの旗アレクセイ・ヤグディン アメリカ合衆国の旗ティモシー・ゲーブル 日本の旗本田武史
2003 アメリカ合衆国の旗ワシントンD.C. ロシアの旗エフゲニー・プルシェンコ アメリカ合衆国の旗ティモシー・ゲーブル 日本の旗本田武史
2004 ドイツの旗ドルトムント ロシアの旗エフゲニー・プルシェンコ フランスの旗ブライアン・ジュベール ドイツの旗シュテファン・リンデマン
2005 ロシアの旗モスクワ スイスの旗ステファン・ランビエール カナダの旗ジェフリー・バトル アメリカ合衆国の旗エヴァン・ライサチェク
2006 カナダの旗カルガリー スイスの旗ステファン・ランビエール フランスの旗ブライアン・ジュベール アメリカ合衆国の旗エヴァン・ライサチェク
2007 日本の旗東京 フランスの旗ブライアン・ジュベール 日本の旗髙橋大輔 スイスの旗ステファン・ランビエール
2008 スウェーデンの旗ヨーテボリ カナダの旗ジェフリー・バトル フランスの旗ブライアン・ジュベール アメリカ合衆国の旗ジョニー・ウィアー
2009 アメリカ合衆国の旗ロサンゼルス アメリカ合衆国の旗エヴァン・ライサチェク カナダの旗パトリック・チャン フランスの旗ブライアン・ジュベール
2010 イタリアの旗トリノ 日本の旗髙橋大輔 カナダの旗パトリック・チャン フランスの旗ブライアン・ジュベール
2011 ロシアの旗モスクワ カナダの旗パトリック・チャン 日本の旗小塚崇彦 ロシアの旗アルトゥール・ガチンスキー
2012 フランスの旗ニース カナダの旗パトリック・チャン 日本の旗髙橋大輔 日本の旗羽生結弦
2013 カナダの旗ロンドン カナダの旗パトリック・チャン カザフスタンの旗デニス・テン スペインの旗ハビエル・フェルナンデス
2014 日本の旗さいたま 日本の旗羽生結弦 日本の旗町田樹 スペインの旗ハビエル・フェルナンデス
2015 中華人民共和国の旗上海 スペインの旗ハビエル・フェルナンデス 日本の旗羽生結弦 カザフスタンの旗デニス・テン
2016 アメリカ合衆国の旗ボストン
2017 フィンランドの旗ヘルシンキ